梅雨らしいお天気が続いていますね。
昨日日曜日は、面会交流の日でした。面会交流は、最近では父母とも体力がないので、私の自宅か近所の公園で済ませることが多いのですが、昨日は雨だったので家の中で過ごしました。
面会中は、どうしても母と子が遊ぶのを私が後ろで見守りつつ...という体勢になるのですが、その間にしばし没頭させてもらっていたのが、こちらの本。
「今人舎」は、私にとっては耳慣れない出版社だったのですが、児童書や絵本など子ども向けの本を主に出版しているところのようですね。この本も表紙だけ見ると大人向けの本に見えますが、中身は小〜中学生向けに書かれているようです。
ちなみに、この本は私が購読しているブログのこちらの記事で知りました。
折り紙「学」と名乗るだけあって、本では折り紙の起源から、現代の折り紙アーティストまで、さまざまな折り紙にまつわる逸話が紹介されています。フルカラーのページで紹介される、私が今まで見たこともないような折り紙の作品群の写真は、見ていて心を躍らされます。
この本を書かれている西川誠司さんという方も、そんな折り紙アーティストの一人で、本には西川さんが考案された折り紙作品の作り方が、何点か掲載されています。
というわけで、その中から私にも作れそうな物を選んで、少し折ってみました。
こちらは「シンプルライオン」という作品。ライオンと言うよりは猫のようにも見えますが、単純なかたちを何かに見立てる、というのが作品のテーマなのでこれでよいみたいです。
見た目簡単そうですが、複雑な折り方で折り目を付けて、いったん全部展開した後に折り直す...というような、これまであまりやったことのない折り方になっていて、これ一つ作るだけでも思考が刺激されました。
真ん中のくぼみのところを綺麗な形にできていないのは、私の腕の至らなさ...。
それでは、もう一つ作ってみましょう。今度は、大分と季節外れですが「サンタクロース」を。こちらは手順数が30を超えていて、なかなか大変そうですよ...。
よいしょ、よいしょ...っと。
あらかわいい。
こちらも、これまでやったことのない折り方ばかりで、折り紙でここまで細かい表現ができてしまうものなんだ!と感動しました。
背中に背負っている袋には、折り目を少し戻すとちゃんとプレゼントが入るんですよ〜。
と、こんな感じで手持ち無沙汰になりがちな、雨の面会交流の時間は、素敵な折り紙本のおかげで、穏やかに流れていったのでした。
とても楽しませてもらった今人舎さんの「折り紙学」ですが、裏表紙を開くと他にも、「けん玉学」「なぞなぞ学」「あやとり学」など、気になるタイトルがたくさん。ちょうどお給料も入ったところですし、調子に乗ってあと二、三冊うっかり買ってしまいそうな勢いです。キケン...。
よろしければ、こちらの記事もどうぞ。