ワンオペ育児を超えてゆけ

旧「羊の夜をビールで洗う」。シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。たまにガジェットネタも。

ベビーシッターマッチングサービスの「キッズライン」を使ってみて、ベビーシッターを利用するハードルが下がった話。

ひとり親、ないし終日ワンオペ育児に近しい状況で子育てをしていると、たまに「どうしても仕事が遅くなってお迎え間に合わない」とか「子どもを一緒に連れて行きづらい用事(髪を切る、など)をこなさないといけない」という状況に出くわします。

 

そんなとき、近くに頼れる身内や知人がいればよいのですが、そうでない場合には身銭を切ってベビーシッターを頼むことになるでしょう。

 

私も、近所に身内はいるものの、両親とは遠く離れた場所で、子と二人で生活しているので、以前にベビーシッターサービスの利用を検討したことがあります。

 

www.smartstyle-blog.net

 

けれど、安心できる大手の会社がやっているベビーシッターサービスは、料金が高いのと、(料金が高いせいで)利用者が少なくて使い勝手もあまり良くない、という理由で、結局一度も使っていなかったんですよね。

 

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一方で、最近親しくさせて頂いている相方さんは、私と同じフルタイムのシングル親だけれど、私よりも仕事が終わる時間が一定ではなく、たまに日をまたいだ出張もあるお仕事。彼女もいざという時には、育児を母親にお願いできる環境にありますが、どうしても都合がつかない、というときにはシッターサービスを利用することもあるのだそう。

 

そんな相方さんが普段利用しているシッターサービスが、私が検討していた所よりもお安く、かつ柔軟に利用できそうで、興味を持ったので、一度、シッターを使う用事をあえて作って、私の自宅にて、一緒に利用させてもらうことにしました。

 

そのシッターサービスとは、こちらの「キッズライン」さんになります。

 

kidsline.me

 

キッズラインさんは、シッターを利用する親と、ベビーシッターさんが双方サイトに登録して利用する、マッチングタイプのシッターサービスになります。

 

 

登録

サービスを利用するには、まず利用者である親の側も、サイトに登録する必要があります。アカウントの作成には、メールアドレス、もしくはFacebookのアカウントが使用できます。

 

登録時には、親子の実名、住所や最寄り駅などの情報の他に、子のアレルギーや持病、緊急連絡先など、かなり細かな情報の入力を求められます。

 

情報の入力後には、本人確認用の書類(免許書・保険証などを写した画像)の提出を求められるので、ここで入力する情報は正確なものを入力する必要があります。

 

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予約

選べるシッターさんの人数

必要項目の入力が完了し、本人確認の手続きが通ると、さっそく近隣で依頼可能なシッターさんの一覧が出てきます。

 

依頼可能なシッターさんの人数は、マッチングサービスという特性上、大都市圏に多く地方では少ない印象ですが、例えば2017年12月現在だと、大阪市では40名程度、吹田市では15名程度のシッターさんが登録されているようです。

 

私が以前利用登録していた、大手企業を母体とするシッターサービスでも、私の自宅に派遣できるシッターさんは2名だったので、人数についてはマッチングサービスの方が優位であることが分かります。

 

料金

キッズラインでは、登録されているシッターさんは自身のスキルや経験に応じて、自分で時給を決めていらっしゃいます。概ね、経験の浅いシッターさんなら時給1000円~1300円程度、経験豊富だったり英語教育可能など技能を持ったシッターさんなら1500円~1700円程度であることが多いようです。シッターを依頼する子どもが一人ではなく、二人以上になったときのオプション料金の設定も、シッターさんに委ねられています。

 

このシッターさんが決めた時給に、10%の手数料(つまりサイトの取り分)+交通費、が実際に利用する親が支払う金額となります。

 

私が以前検討していたサービスでは、二時間で3600円+交通費、だったので、料金的には、キッズラインで時給を比較的高く設定しているシッターさんと同程度ということになります。キッズラインでは、シッターさんの時給に幅があることで、それよりお安く利用できる点はメリットとなります。

 

実際にどんなシッターさんが登録しているのか?

キッズラインで選べるシッターさんは、単に依頼したい日時だけでなく、病児保育可能か?や、英語・音楽などのレッスンができるか?など、利用する親の目的ごとに絞り込んで検索することもできます。

 

また、個々のシッターさんのプロフィールも、「英語教育に自信あり!」とか、「保育士・子育て経験○○年で安心の実績!」など、アピールポイントが分かりやすく、こちらのニーズに併せて選びやすい印象を受けました。

 

そんな中から今回は、(実際に利用する機会が多いであろう)相方さんのニーズに合わせて、若くてやや経験が浅いけれど、時間の融通が効きそうで、明るくポジティブな雰囲気をもった女性のシッターさんに依頼することにしました。

 

今回は子二人の保育をお願いしたので、シッターさんの時給は1100円+子一人加算分300円、の1400円でした。この時給で4時間分のシッターをお願いして、手数料・交通費などを含めると、トータルの通常料金は9000円くらい。さらに今回は、相方さんの会社の福利厚生がこのサービスに対応していたので、割引が効いて、実際の料金は6000円ほどでした。...思った以上に安い!

 

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準備

シッターさんを予約してから、依頼当日までに基本的にすることはないのですが、初めて利用するシッターさんで心配な場合*1は、(依頼時と同じ時給を支払った上で)事前に面談をすることもできるみたいです。これだと当日いきなり初対面になるよりは、かなり安心できそうです。

 

利用当日は、お昼ごはんや晩ごはんをまたぐ場合には、親の側が前もってご飯を用意しておきます。この日は私が人数分のカレーを作りました。その他にも、自宅の中の家電の使い方や合鍵の場所など、必要そうな内容を書いた書き置きを残したりもしました。 

 

利用

シッターさんとの対面

シッターさんを予約している時間帯になったら、まずは最寄り駅までシッターさんをお出迎え*2。この日は、私と息子の二人で駅に向かいました。

 

当然、息子も私も初対面となるシッターさんでしたが、元々人見知りしないタイプの息子は、シッターさんと対面後すぐに懐いていましたし、シッターさんもプロフィールのイメージ通り、明るくて前向きな方だったので、安心しました。

 

シッターをお願いしている間 

自宅に到着して、いざシッターさんに子どもをお願いして、子どもと離れようとしたとき、少しだけアタフタがありました。出掛けに、子どもがご飯の時間が近いのにおやつを欲しがったのを私が咎めたら、シッターさんの前でヘソを曲げてしまったのです。

 

その後しばらく子どもをなだめて、機嫌が収まりかけた頃に自宅を出たのですが、出かけて少し経った後に、シッターさんからは「もうすっかり機嫌を直していますよ〜」との連絡がありました。

 

このように、子どもをシッターさんに預けている間の様子は、メールを通して確認できたり、事後のレポートでかなり詳細に報告されている点が、印象的でした。子どもと離れている間、子どもが今何をして遊んでいるのか、いつおやつやご飯を食べているのかが確認できたので、預けている親としては安心感を持てたと思います。

 

シッターの時間が終わった後

シッターをお願いしていた時間が終わって、自宅に戻ってきた後は、再び私と息子で最寄り駅までシッターさんを送っていきました。

 

対面のときには形式的な会話しか交わさなかったシッターさんでしたが、このときにはわりといろんな話をしました。実はシッターさん自身もシングル親家庭の子どもであること。親の離婚理由をかなり大きくなってから知って、軽くショックだったこと。そこから子への離婚の伝え方や、タイミングについてのアドバイス...などを聞いていたら、すっかり意気投合してしまいました。

 

シッターさんは、我々と近しい境遇にあったにも関わらず、本当に明るくポジティブな方で、私自身も仕事の事情などで本当に困ったときには、もう一度お願いしたい方だなぁ、と好感を持ちました。

 

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シッターをお願いしている間、何をしていたか

ところで、今回相方さんに協力してもらって、お試しでシッターさんをお願いしていた間に、何をしていたのかというと、こちらの映画を観に行っていたのでした。

 

www.narratage.com

 

ここまで読んで、「結局シッターに子ども預けて、デートに行った話かい!」と憤った方がいらっしゃったら、スミマセン...。

 

けれど、ひとり親ではない家庭でも、両親のどちらかの実家が近くにあれば、実家の親が「子どもは見ておいてあげるから、たまには二人で映画でも見ておいで。」というシーンはわりとありそうな気がしますし、その点はご容赦いただければ、と。

 

「ナラタージュ」は、私が大好きな島本理生さんの小説の中でも、特に思い入れの深い作品で、映画の内容的に静かなシーンが多く、性的にきわどいシーンもありそうだったので、子連れで劇場に見に行くことは諦めていたのですが、今回このような機会を得たおかげで奇跡的に見ることができて(しかも好きな人と!)、私的にはとても想い出に残る4時間となりました(映画の出来もとても良かった)。

 

ベビーシッターを、仕事や外せない用事など本当に困ったとき以外にも利用するのはアリなのか?については、賛否両論があると思いますが、個人的には、あまり堅く考えすぎたあげくに、子育てに煮詰まって離婚してしまうくらいなら(<どこの家の話だ)、たまのガス抜きでの利用も良いのでは?と考えます。むしろ、ベビーシッターのマッチングサービスによって、ベビーシッターがお安く柔軟に利用できるのなら、そういう利用の仕方がもっと広まればいいのにな、と思いました。

 

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ベビーシッターマッチングサービスは安全なのか?

最後に。ベビーシッターマッチングサービスと言えば、2014年に埼玉県で起きた痛ましい事件を思い出す方も、多いかもしれません(正直私も、思い出さざるを得ませんでした)。

 

富士見市ベビーシッター事件 - Wikipedia

 

それもあって、ベビーシッターマッチングサービス自体に警戒する気持ちがなくはなかったのですが、「キッズライン」では、シッター登録をする方を全員面談して人柄チェックをしていたり、シッターさんに研修やテストを課していたりと、安全面の考慮は事件当時のマッチングサービスよりも、かなり改善されている印象を受けました。

 

それでも心配な場合には、上述のように事前に面談しておく手段もありますし、最終的には自己責任ではあるものの、実際に自分が使ってみて、これなら自分も安心して使えそうかな、という感触は持てたと思います。

 

何よりこの手のサービスは、最初の一回目に使うハードルが(親子ともに)かなり高いので、相方さんの協力によって、そのハードルが下げられたのはありがたかったです。

 

まとめ

以上、長くなってしまいましたが、ここまで利用してこなかったベビーシッターサービスを、初めて利用してみた時の体験談と、感じたことをまとめてみました。

 

実際に子育てで時間に追われていて、ベビーシッターサービスやマッチングサービスを検討されている方の参考になれば、幸いに思います~。

 

*1:他にも、保育園のお迎えを依頼するなど、対面時に親が立ち会えない場合に事前面談をするみたいです。

*2:本来、利用者は、シッターさんを最寄り駅まで送迎する必要はないのですが、私の自宅は駅からかなり遠いので、送迎をしました。

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