ワンオペ育児を超えてゆけ

旧「羊の夜をビールで洗う」。シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。たまにガジェットネタも。

検索に強いブロガーは、もはや政治家よりも強いし、作家よりも楽に稼いでいる、という現象。

昨日から今日にかけて、とあるブロガーさんの私的な出来事の話で、ツイッターがざわついていました。

 

個人的には、こういう他人の出来事の話には首を突っ込まないで、スルーを決め込むつもりだったのですが、有名ブロガーへの辛辣かつ明快な批判を展開することで知られる肉級(id:mecchanikukyu)さんが、この件について私が思っていたことをツイッターでまんま書かれていたので、つい反応してしまいました。

 

 

くだんのブロガーさんのサイトを見ると分かる通り、このブロガーさんは、一般的な主婦の方が興味を持ちそうな話題全般について、非常に検索が強いです。見やすい配色やレイアウト、随所に的確に埋め込まれた検索ワードなど、主婦向けブログとしてほぼ完成の域にあるブログと言えるでしょう。

 

このブログは検索が強いので、このブログを読む人は「東京 住みやすい街」や「夕食 献立」などのキーワードの検索結果から、直接リンクで記事に読んできます。飛んできた記事には、著者の簡単な紹介は書いてありますが、著者の人間関係の詳細や過去の炎上の経緯などはもちろん書かれていません。

 

なので、記事を読んで、著者自身に興味を持ったごく一部の人が、著者のハンドルネームで検索して出てきた記事に眉をひそめることはあっても、検索で初めて著者の記事を目にした人が「この記事の著者は、どうやら主婦として好ましくない倫理を持った人が書いていそうだ。」と察して、記事を読まない、ということには多分ならないでしょう。

 

つまり、検索に強いブロガーさんは、突飛に見える行動や言動をして、それまでファンだった人に一斉に叩かれる、ということがあっても、痛くも痒くもないのだろうな~。というのが一連のざわつきを見て、まず思った感想でした。(もちろん、だからといって批判が無意味だとは思いませんが。)

 

ところで、昨今では芸能人や政治家などの、いわゆる「人気商売」をしている方たちの不倫報道の過熱と、それに対する批判が目立つようになってきています。

 

批判がありながらも、これらの報道が絶えない理由には、芸能人や政治家は人気と職業の継続性が直結しているがゆえに、不倫報道をスクープしたときのインパクトが大きく、それを大衆が期待している、という理由が大きいのでしょう。

 

しかし、ことブロガーに至っては、検索にさえ強ければ、「人気」と「ブログから得られる成果」は必ずしも直結しないので、ブロガー自身の人格や行動を批判することに対して、大してレバレッジが効きません(<使い方あってるのかな、これ)。

 

くだんのブロガーの件については、あまり興味のなかった私ですが、この方のみならず一部のアルファブロガーと呼ばれる人たちの強気なスタンスを日頃見ていて、ただブログを書いている人たちが、芸能人や政治家といった従来の階層上位の人たちよりも、構造的に強い立場にある、という逆転現象には、「面白いなぁ」と興味を持ちました。(私はブログを書き始めて1年ちょっとくらいなので、何を今更、かもですが)

 

ついでに書くと、ブロガーさんの中には、純粋に書くことそのものを楽しまれている方もたくさんいて、そういう方たちの中には、ブログで物書きに慣れたらいずれは小説にチャレンジしてみたい!と、ブログにちょっとした短編や、連作の小話を載せておられる方がいます。私は、そういうブロガーさんたちの記事も短編も、大好きです。

 

一方で、そういう方たちが、きちんとしたルートで評価されて、小説家として一般の書店に本が並ぶようなデビューを果たす道は、非常に狭く、デビューできたとしてもリターンが大きいとも限りません。

 

私は純文学が好きなので、芥川賞を受賞された方の作品は、毎回一つの芸術作品として噛みしめるように楽しませてもらっていますが、芥川賞を一度受賞したからといって、一生安泰とも限らないのが、現在の出版業界の現状のように見えます。

 

そういうことを考えた時、たまに頭に浮かぶのは、今や、芥川賞を獲ることを目指すより、一定のメソッドに従って検索に強くなるように記事を書く行為の方が、生き抜きやすい時代になっているのだろうな~、ということです。いや、名誉とかは置いておいて、あくまで生活が成り立つか、という観点においてね。

 

かくいう私もブログを書いていて、単純に書いているのは楽しいし、お金はともかく、ブログを書き続けることで、いろんな繋がりが実際に発生しているのは面白いな~、と思っている一人なのですが、ブログ(というかWEB広告全体)の規模や人にもたらす影響って、意外と大きいものなんだなぁ、ということは、ブログを書いていなければ気づけなかったことなので、このような現象は、今後も注意深く観察していきたいなぁ、と感じた出来事だったのでした。

 

 

よろしければ、こちらの記事もどうぞ。(サロンやってる系のブロガーさんや、くだんのブロガーさんはそんなに好きじゃないけど、ヒメネー様は結構ファンな私)

 

www.smartstyle-blog.net

 

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