羊の夜をビールで洗う

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

羊の夜をビールで洗う

シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。

捨て曲のないアルバム(Shiggy Jr. 1stフルアルバムリリースに寄せて)。

すこし前に、ロキノン系と渋谷系の音楽が好きだったアラフォー(<私のこと)が好きな音楽について、こんなエントリを書きました。

 

www.smartstyle-blog.net

 

そのときにあえて取り上げなかったのですが、ポスト渋谷系としては、ど真ん中の王道を行っていて、今最も注目に値すると私が思っているバンド、「Shiggy Jr.」がついに1stフルアルバムをリリースしていたようです。

 

Shiggy Jr. 「All About Pop」 

 

こちらは、定額制の「Apple Music」でも聴けるので、さっそく今日はこれを聴いて出勤しました。相変わらず、透明感があってよく通るいけださんのボーカルと、ポップセンス溢れる明るくノリのいい楽曲はテンション上がりますね〜。月曜日の陰鬱をしっかり吹き飛ばしてくれました。

 

youtu.be

 

このフルアルバムには、これまでにリリースされているミニアルバムからの楽曲も多く収録されていますが、初めて聴く曲たちも、ロック、R&B、アコースティック、バラードと、バンドとして多岐に渡るジャンルにチャレンジしていながら、それらの楽曲がしっかり高クオリティに仕上がっていて、捨て曲のない、いいアルバムだと思いました。

 

音楽ってまだアルバムで聴かれているの?

ところで、インターネットでのダウンロード配信や定額視聴サービスがすっかり主流になりつつある音楽市場ですが、あるアーティストの音楽を(ベストアルバムではない)アルバムで聴いている人たちって、どの位いるのでしょうか?

 

私自身、特に思い入れのあるアーティストでないかぎり、シャッフルや配信サービスのプレイリストで様々なバンドをランダムに聴くことが多くなってきているので、一つのアーティストをアルバムで通して聴くのって、もしかしてすっかりマイノリティになっているのかも?と思ってしまいました。

 

思い返せば、2003年にiTunes Music Storeがオープンした当初、アルバムの楽曲がバラで購入できるようになったことに対して、自分たちの楽曲は単品でなくアルバムで聴いて欲しいんだ、と主張した海外アーティストが何組かいた気がします(確かレッチリだったかな?)。

 

アーティストにとっては、シングルではなくアルバムでしかできないことがあって、アルバムこそがその時点の自分たちのトータルな表現なんだ、という思いがあってこその主張だったのでしょうね。

 

実際、音楽をアルバムで聴くと、そのアーティストの知らなかった一面や、隠れた名曲が見つかったりすることもあって、得した気分になれることもありますよね。

 

またごくまれにアルバムであっても「捨て曲」がほとんどない、非常に満足度の高いものに出会えることもあります。そんな一生モノの名盤を探すのも、アルバムを聴く楽しみの一つだと思います。

 

私が思う捨て曲のない邦楽アルバム3選

そんなわけで、私が聴いているジャンルで、このアルバムは捨て曲がなくて名盤だ!と思うアルバムを邦楽から3つほど挙げてみますよ〜。

 

椎名林檎 「無罪モラトリアム」

  1. 正しい街 
  2. 歌舞伎町の女王
  3. 丸ノ内サディスティック
  4. 幸福論~悦楽編~
  5. 茜さす 帰路照らされど…
  6. シドと白昼夢 
  7. 積木遊び
  8. ここでキスして。
  9. 同じ夜
  10. 警告
  11. モルヒネ

 

まずはこれ。言わずと知れた椎名林檎さんの1stアルバムですね。序盤の「歌舞伎町の女王」〜「丸の内サディスティック」〜「幸福論」の流れも神がかっていますが、中盤にも「積木遊び」「ここでキスして。」の名曲が控えており、「モルヒネ」でしんみり終わっていくこのアルバム。発売当初は、聴き終えるのが名残惜しくて本当に繰り返し何度も聞いたものです。

 

チャットモンチー 「生命力」

  1. 親知らず
  2. Make Up! Make Up!
  3. シャングリラ 
  4. 世界が終わる夜に 
  5. 手のなるほうへ
  6. とび魚のバタフライ 
  7. 橙 
  8. 素直
  9. 真夜中遊園地 
  10. 女子たちに明日はない
  11. バスロマンス
  12. モバイルワールド 
  13. ミカヅキ

 

もう少し時代の新しい所では、徳島県出身のガールズバンド、チャットモンチーの2ndアルバムを挙げてみます。「親知らず」「Make Up! Make Up!」は、シングル曲ではないものの、ライブでもよく演奏される、チャットモンチーらしい可愛らしさや前向きさに溢れた楽曲。

 

その後に、シャングリラ〜とび魚のバタフライ〜橙、とバンドの初期の代表曲が立て続けに並びます。アルバム後半以降も、強いメッセージ性が光る「女子たちに明日はない」や、アコースティックでもセルフカバーしている「バスロマンス」など、こちらも気付いたらアルバム一枚聴き終わっている息もつかせぬ展開のアルバムかと。

 

スピッツ 「ハチミツ」

  1. ハチミツ 
  2. 涙がキラリ☆ 
  3. 歩き出せ、クローバー 
  4. ルナルナ
  5. 愛のことば 
  6. トンガリ ’95 
  7. あじさい通り 
  8. ロビンソン 
  9. グラスホッパー 
  10. 君と暮らせたら

 

最後は、このブログのタイトルの元ネタとなった曲「ルナルナ」も収録されている、スピッツの「ハチミツ」を挙げておきます。バンドの人気が大きく飛躍するきっかけとなった「ロビンソン」のイメージが強いアルバムですが、他にものちに様々なバンドによってカヴァーされた曲の多い、名曲揃いのアルバムなんですよね。

 

ヒットシングル2曲の他にも、ふわふわウキウキした曲調の「ハチミツ」「ルナルナ」、尖ったロック調の「トンガリ」「グラスホッパー」、しんみりした「愛のことば」「あじさい通り」と楽曲のバリエーションに富んでいるのに、この曲は確かに「ハチミツ」というアルバムの曲だと実感できるほど、アルバムのカラーが明確なのもスピッツの地道な積み上げと手腕のなせる業かと。

 

以上、「Shiggy Jr.」のフルアルバムリリースをきっかけに、自分自身でもアルバムを聴くことの良さ、を再確認できたらいいなぁ、と過去の思い入れのあるアルバムについてまとめてみました。

 

全然話は変わりますが、このブログも一発屋を狙うのではなく、捨て曲(エントリ)が少ないブログだ、と思ってもらえるようなスタンスを心がけられるといいな、と密かに思っていたりしますよ。そんな感じでどうか今後とも温かく見守りくださいませ。

 

スポンサーリンク