ワンオペ育児を超えてゆけ

旧「羊の夜をビールで洗う」。シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。たまにガジェットネタも。

「子どもが体験するべき50の危険なこと」〜子どもにはどこまで危ない思いをさせるべき?

もうすぐ一人っ子の息子が5歳になるのですが、なかなか子どもへの心配が尽きることがありません。それどころか、5歳になって、体の動かし方が激しくなり、他のお子さんを傷つけてしまわないか、という心配とか、行動範囲が広くなって目を離した隙に迷子にならないかとか、ますます心配の種が増えている気も...。

 

そんな子への心配性に対する考え方が少しでも変わらないかな〜と、少し前に「子どもが体験するべき50の危険なこと」という本を買って読んでみたので、その本の話をしてみます。

 

 

「子どもが体験するべき50の危険なこと」は、プログラミングを職業にしている人にはおなじみの、オライリーという出版社が出している本です。オライリーの中でも、電子工作やDIYをテーマにした「Make」というシリーズの中の一冊としてまとめられています。

 

著者のデイバー・タリーさんは、子ども達に本物の道具と材料を使って、大きなモノ作り(ティンカリングというらしいです)をするスクール活動をされていて、「子どもとは与えられた環境のなかで、できる限り危険なことをしようとするもの」であると語り、親が過保護になって子ども達から無下に危険を遠ざけるのではなく、危険を敢えて体験してみることで、危険に対する判断力や対応力を養う大切さを説きます。

 

本の中で取り上げられている「体験するべき危険なこと」には、

  • 9ボルト電池をなめてみる
  • 指を瞬間接着剤でくっつけてみる
  • ドライアイスで遊んでみる
  • 目かくしで一時間過ごす

というような、「まぁ確かに体験としては面白いかも...」というものから、

  • ガラス瓶を溶かしてみる
  • 高いところから落ちてみる
  • 電子レンジに変なものを入れてみる
  • ナイフでものを削ってみる

といった、やりようによっては怪我をしてしまいそうなリストまで並んでいます。

 

ですが、それをするにあたっての注意点や、行うべき場所などについても、ちゃんと記されているので、実際にトライするときには、それらを確認しながら、安全を担保した上で試せる構成の内容になっています(もちろん大人の監視のもとであることも前提です)。

 

また、それぞれの危険なこと、にはそれらは実際にどんなところが危険なのか?それを回避するために、人間はこれまでどのようにしていたのか?など危険に対する解説が一つ一つ丁寧に記されているので、その内容を見ながら一緒にトライしたり、結果を話し合ったりしてみるのも良い学びになるかもしれません。

 

思い返せば、自分が小さかった頃には、子どもだった自分の回りには、もっと危険な物が溢れていて、石油ストーブに手をついてしまって火傷したり、落ちたら溺れてしまいそうな川の近くで平気で遊んでいて大人に怒られたり、といった記憶があります。

 

しかし、いざ、自分が子どもを見る段になって、同じことを子どもがしようとしていたら、真っ青になって止めにかかると思いますし、火傷や水難事故のような起きてしまったら、致命的になりかねないような危険は当然避けるべきだと考えています。

 

けれど、過保護すぎてすべての危険から遠ざけてしまったら、きっと子どもは何がどこまで本当に危険なのか?の感覚が分からない子に育ってしまいそうですよね。かといって、分かっていて敢えて怪我をしてしまうようなことは、やっぱりさせたくないし...。

 

そんなときに、この本のような、安全を担保した上での「ちょっと危険な遊び」の仕方がまとめられた本があったら、確かに便利なのかもなぁ、と改めて読み返して思いました。私と同じように過保護で心配性かも?とお悩みのお父さんがもしいたら、手に取られてみてもいいかもしれませんよ〜。

 

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