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羊の夜をビールで洗う

シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。

キラキラ系女子小説、読み比べ(はあちゅうさん vs 押切もえさん)

読書 かわいい

女子の気持ちが分からなくてこれまでいろいろ失敗を積み重ねているので、お仕事以外の本では女の人が書いたものを最近よく読んでいます。...というのは半分冗談ですが、最近たまたまキラキラ系な女性(はあちゅうさんと押切もえさん)が書いた小説を立て続けに読んだので、感想を並べてみます。

 

はあちゅう  「とにかくウツなOLの、人生を変える1ヶ月」

 

電通で勤務された後、ブロガーなどWEB系のメディアで活躍されているはあちゅうさんの書き下ろし小説です。WEB系メディアの編集長を担当する、仕事にもプライベートにも不満のあるOLの主人公が、表参道のとあるお店の心理カウンセラーに出会い、自分や人生に対する考え方を変えていく...というのが主な内容です。

 

小説の体を取っていますが、内容としてはあちゅうさんの本業に寄ったビジネス書ライクな構成になっています。現状の自分を肯定して受け入れることや、現状を変えたければ強い決意や意志を持って望むこと、の大切さが、女性の方に受け入れられやすい言葉でまとめられていると思います。

 

押切もえ  「永遠とは違う一日」

 

モデルで有名な押切もえさんが書かれた小説で、文学賞の山本周五郎賞の候補になったことで話題を呼んだ短編集です。アイドルのマネージャー、画家、地方局のアナウンサーなど華やかめな職業に就く女性たちの仕事の曲がり角や、そんな中で起きるちょっとしたいい出来事、についてそれぞれの主人公の視点で書かれた小説が収められています。

 

こちらは文学賞の候補になったこともあり、しっかりと小説の体をなしており文学として読み応えがあります(もちろん編集さんの手は幾らか入っているのでしょうが)。作中に出てくる女性が着ている服のブランド名や「ジープのチュロキー」などの固有名詞の選択がいかにもモデルさんらしく、それらを拾うのも面白いです。「ああ、押切もえさんはこういうものにお洒落さを感じるのだな」と小説を通して彼女のセンスが垣間見られる気がします。

 

どちらの本も著者なりの強みを生かしつつ、女性に伝わりやすい文章で書かれているなぁ、というのが印象に残った二冊でした。どちらの本が好みか...と言われると、ブンガク好きの私的には押切もえさんの本の方をオススメすると思います。

 

おまけ。よろしければこちらもどうぞ。

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