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芥川賞受賞作は文藝春秋の電子版で読むのがおすすめ。

二つ前のエントリでも少し触れましたが、芥川賞の受賞作は文芸誌「文藝春秋」の電子版で読むのがおすすめです。理由をいくつか挙げてみます。

 

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一番安く読める

受賞後に発売される単行本を買うよりも、単行本のしばらく後に発売される受賞作が全文掲載された文藝春秋誌を買う方が安く読めます。村田沙耶香さんの「コンビニ人間」の場合、現在単行本でも電子版でも値段は1,400円ですが、文藝春秋誌で買うと950円です。

 

第155回の芥川賞では受賞者は村田さんひとりでしたが、又吉直樹さんと羽田圭介さんが受賞した第153回や滝口悠生さんと本谷有希子さんが受賞した第154回のように、受賞者が二人いるときには一冊の値段で二作分読めるのでさらにお得です。

 

電子版だとクオリティが変わらないしかさばらない

とはいえ、文芸誌版で紙の版で買ってしまうと紙のクオリティが見劣りしますし、かさばるのでいずれ置き場所にも困ってしまいます。けれども、こちらも電子版で購入すればKindleで読んだ場合のクオリティは、単行本を電子版で購入したときと変わりませんし、かさばることもありません。

 

本編だけでなく選評を読むのが面白い

芥川賞受賞作が掲載される号の文藝春秋には、本編が全文掲載されるだけでなく、選考の際の選評も掲載されます。これが、なかなか選考者ごとに個性があって面白いです。

 

特に毎回楽しみにしているのは、山田詠美さんの辛らつな批評です。先ほどあげた第153回に受賞した羽田圭介さんは、たびたび著作が芥川賞候補に挙がるごとに、山田詠美さんにこき下ろされたあげく、遂に受賞を果たしたことは記憶に新しいです。ここまでくると、選者と受賞者の関係の方にもドラマを感じてしまいます(以下、参考エントリ)。

 

fujipon.hatenablog.com

 

というわけで、芥川賞受賞作は特に装丁が素晴らしくて紙の単行本で持っておきたい...(今回の「コンビニ人間」の装丁は素敵ですけどね!)という場合を除いて、文藝春秋の電子版で読むのが最もリーズナブルに楽しめる手段ではないかと思います。

 

そんな文藝春秋ですが、昨日第155回の受賞作が掲載された電子版が発売されているようなので、私も今からさっそく「コンビニ人間」を読んでみようと思います。

 

おまけ。関連エントリです。よろしければどうぞ。

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