ワンオペ育児を超えてゆけ

旧「羊の夜をビールで洗う」。シングルファーザーなプログラマーのワンオペ育児&暮らしのブログ。たまにガジェットネタも。

iPhoneにワクワクしていた頃 (発想支援系アプリまとめ)

新しいiPhoneがもうすぐ出ますよね。僕が今持っているのは現行世代のiPhone6なので、次のiPhoneを購入する予定はないのですが、そもそもiPhoneもハード・ソフト共にかなり機能が成熟してきて新機種が出るときのワクワク感が大分薄れてきているように思います。
 
結局iPhoneが一番楽しかった頃って、二本指でピンチイン・ピンチアウトできるガラスの板を初めて手に入れて、まだ黎明期で玉石混交のアプリストアの中から「自分的定番」アプリを探し回っていて、このガジェットでどんな情報が得られてどんな思考を生み出せるのだろう?という無限の可能性を感じていたiPhone 3GSの頃だった気がします。
 
特に僕が強い期待感を持っていたのは、「アイデアを生む機械」としてのiPhoneの使い方です。何時でもサッと取り出してさまざまな編集手段でメモしてレイアウトして保存する、という一連の動作をクールなUIで快適に行えるアプリを追い求めて、日々アプリストアの「仕事効率化」のカテゴリのランキングをウォッチしていたのは、決して当時僕だけではないはず。
 

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香川県高松市:umie)

 

ですが、最近ではすっかり探求心も失って、この手の役割はEvernoteにお任せしてしまっている状態なので、このタイミングで少しだけ一念発起して、「手のひらサイズでも使い勝手が良くてクールな発想支援アプリ」を整理し直してみることにします。

 

芋づる式

芋づる式のアイデア発想法といえば、マインドマップが最もポピュラーですが、iPhoneの小さな画面で編集する分には、3x3のマス目を使用したマンダラチャートの方が相性が良い気がします。
 
一時、iMandalArtというアプリが高額な割に結構な話題となりましたが、その後開発・発売停止となってしまったようで、今ではMandalArtがこのカテゴリの定番のようです(操作感などは、iMandalArtのほうが優れていた気もしますが)。
 
MandalArt

MandalArt

  • Hiro Art Directions,Inc.
  • 仕事効率化
  • 無料

 

マインドマップは、PCではFreeMindを多用しているので、それと相互運用しやすいiThoughtsというアプリを主に使っていましたが、有料のバージョンアップ版が別アプリで出た後に使わなくなってしまったので、今はiMindMapを使っています。
 
iMindMap

iMindMap

  • ThinkBuzan Limited
  • 仕事効率化
  • 無料

 

マインドマップと言えば、やっぱり枝は植物のようにニョキっと出て欲しいものですが、マインドマップ考案者のトニー・プサンが唯一公認したと言われるアプリだけあって、そんなマインドマップ原理主義者の要望にも応えうるマインドマップをきちんと出力してくれます。
 

構造化

アウトラインエディタもアイデアプロセッサの古典的な方式の一つです。こちらも小さくメモって、フリックやドラッグ&ドロップで枝操作できるところが、iPhone上での操作と相性が良いと思います。
 
シンプルで基本的な機能が揃っているアウトラインエディタとしては、Cloud Outlinerが使い勝手が良いと思います。もう少し見た目がクールな方が好きという場合にはSuruというアプリが最近ではなかなか頑張っていると思います。
 
Cloud Outliner Lite

Cloud Outliner Lite

  • Denys Yevenko
  • 仕事効率化
  • 無料

 

Suru - 整理 | アウトライン | ToDo

Suru - 整理 | アウトライン | ToDo

  • Esoteric Development
  • 仕事効率化
  • 無料

 

フリーライト 

 ピンチイン、ピンチアウトで無限に拡縮できるキャンバスにベクター形式でフリーに文字や図形を描画するタイプのアプリは、日本ではZeptoPadというアプリが口火を切りましたが、現在では手書き文字を認識・変換する技術を持っているMetaMoJiがこの分野では独壇場のように思います。ただiPhone6だとサイズ的にやはり厳しいものがあるので、この手のアプリは6PlusかiPadのようなサイズ向け、という気はします。

 

MetaMoJi Note Lite - 手書きノート&PDF注釈

MetaMoJi Note Lite - 手書きノート&PDF注釈

  • MetaMoJi Corporation
  • 仕事効率化
  • 無料

 

組み合わせ 

構造化して書くやり方に対するもう一つの主流に、アイデアや事実を小さなカードに書き出して、それを組み合わせたり並べ替えたりグループ化することで新しいアイデアを生み出す、という手法があります。
 
ただし、これをiPhoneでやろうとするとやはりサイズがネックとなってしまい、その制約をうまく回避してなおかつUIがクールなアプリ、というのはなかなか見あたらない印象です。
 
いっそiPhoneでは、ブレストバンク+のようにストックしておいた言葉をランダムで三つ組み合わせて出すとか、Make Dice Liteのようにサイコロにしてしまって運を天に任せる、みたいにお手軽単機能にしてしまう方が使えるシーンが多い気がします。
 
ブレストバンク+

ブレストバンク+

  • PRITECH CO., LTD.
  • ビジネス
  • 無料

 

Make Dice Lite

Make Dice Lite

  • hnm
  • ライフスタイル
  • 無料

 

派生

既知のもののみから考えるのではなく、自分が知らなかったもの、思いもよらなかったものと組み合わせて発想する、ということも時には必要です。切り口Boyはお題の言葉を入力すると、適当な言葉と結合した言葉を20個ランダムに生成してくれます。WikiLinksは厳密には発想支援アプリではないですが、自分が知っている言葉を起点にして思わぬ言葉や概念にたどり着く意外性を得られるという点で発想支援の目的にも使えると思います。
 
切り口BOY

切り口BOY

  • spicebox, inc.
  • ビジネス
  • ¥240

 

 

こうして振り返ってみると、iPhone 3GSから4の頃に盛り上がっていたアイデア系アプリも、今では大分下火になってしまっている...という印象です。その間に進んだアプリの低価格化・無料化によって、開発に手間のかかるエディタアプリでは採算が取れなくなっている、という背景もあるのでしょうが、「iPhoneってまだこんな使い方ができるのか!」という驚きやワクワクを与えてくれるようなアプリにまた出会えないものか…と新機種が出るこのタイミングではいつも思うのです。
 

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